マラニック講座2「服装について」

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マラニック講座2               bP72 吉田 利夫

「服装について」

1、

@    ソールはある程度の厚みがあり着地時の衝撃を吸収してくれるもの(クッションの良いもの)、軽いもの、なにより自分の足になじむものがポイントでしょう。

A    サイズは足にぴったりより少し大きめで、つま先に少し余裕があるのが良いでしょう。

B    ひもは締めすぎないことが重要です。つま先から甲の部分は思いきり緩めにし、最後の縛るところで脱げない程度に締めるようにします。

C    レースまでに長距離を走り不都合がないか十分確かめておきましょう。レースに普段履いているものと型番の違う新品を履くのは冒険と思います。

2、靴下

@    長距離用と称されているもの。靴の中ですべらないもの(底に滑り止めがあるものが良いが個人差がある)。

A    長距離用のソックスはあまり丈夫でありません、100`走ると親指の爪の部分に穴があくことがよくあります。

B    スーパーで4足800円程で売っている通学用のソックスは丈夫です。しかし、通学用ソックスはウルトラには勧められません。ゴムが足首部分を強く締めるため足の血行が悪くなりこむら返りの原因となるかも分かりません。

C    長さは短めが良い。長い部分は足首を圧迫するので良くないと言われている。

D    足にマメが出来やすい人は、5本指のものが良いと言われている。

E    厚手のもの(特に体重の重い人に勧める)。

3、シャツ

@    ポリエステル100%、汗を吸収しすばやく乾燥させる素材、肩のあたりに日差し対策のステンレス素材が使われている“ウルトラマラソン用”と称されているもの。

A    暖かいときは半袖。長袖は寒いときにも日差しが強いときにも有効です。

B    脇の縫い合わせがすれて傷を作ったことがあります。

4、パンツ

@    ポリエステル100%のマラソン用の普通のもの。

A    タイツタイプが良い(夏は短め、冬は長め)。

B    タイツの下にパンツを穿いている人もいれば、穿いていない人もいる。

C    インナーのゴムがきつくて股に傷ができたことがあります。

5、帽子

後頭部を日差しから守る垂れの付いたステンレス素材の

“ウルトラマラソン用”。これは雨のときも優れものです。

日差しのないときは使用し.ません、その方が涼しく快適です。

6、腕時計はタイムが記録できるものが良い。

7、女性に限らず日焼け止めクリームを塗ると良いが個人差がある。

8、寒さ対策

@    長袖シャツ、タイツ、手袋、ビニール袋などを組み合わせる。

A    ビニール袋は少し大きめ(幅80×長さ90cm)のものを用意し、頭を出すところだけを切り取り、両手は:袋から出さない方が寒さや雨対策に効果的です。



 
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